村田沙耶香の本おすすめ5選!感想やランキングは?

この記事では、このたび芥川賞を受賞した、村田沙耶香さんの本についておすすめを紹介していこうと思います!!加えて感想やランキングなども載せておきますので、村田沙耶香さんの作品をお探しのときには参考になるかと!!

それではどうぞ!!

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村田沙耶香のおすすめ本5選と感想

村田沙耶香の人間性についてはこちらの記事でどうぞ。

村田沙耶香は彼氏なし!結婚する旦那ができない3つの理由!

コンビニ人間

今回芥川賞を受賞した作品です。(おすすめしなくても手に取る方は多いと思いますが)

◎あらすじ
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。

現代の実存を問い、正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。

 

◎感想

これから読んでいく人も多いと思いますので、ネタバレはなしで。

 

消滅世界

今回芥川賞を受賞した「コンビニ人間」を除けば、2番目くらいに有名な作品だと思います。

◎あらすじ

「セックス」も「家族」も、世界から消える……人工授精で子供を産み、夫婦間のセックスは近親相姦とタブー視される世界。日本の未来を予言する、中村文則氏・岸本佐知子氏驚愕の衝撃作。

 

◎感想など

・世界の正常に合わせてどんどん狂っていく主人公とその世界に引き込まれました。狂うほどに正常に近づき、正常に近づくほど狂っていく。物語がだらだらせず、狂いレベルがどんどん高まっていくのがすごかった。さらにもっと狂っていく世界を見てみたかった。

 

・うーん、恐ろしい…。こんな未来は想像したくない。交尾(セックス)が穢らわしいものとされ、子供はほとんど人工受精から生まれる。あげく、男性も妊娠出 産が可能になる。楽園と呼ばれる実験都市では、その生んだ子どもでさえ取り上げられ、「子供ちゃん」として均一に育てられる。大人はみな、「おかあさん」 として、子供ちゃんの世話をし、かわいがる。同じ表情で笑う子供ちゃんは子どもらしくなくて気持ち悪いし、最後の方はホラーのようだった。結局、雨音は母 親の呪縛からは逃れられなかったのだな。

 

・セックスが汚らわしい交尾とみなされる世界、夫婦間のセックスが近親相姦といわれる世界、男性が人工子宮で出産できるようになる世界。日 本の将来は本当にこんな風になるんだろうか。この本の感想でこの言葉を使うのはどうかとも思うけれど「気持ち悪い」。過剰な性描写も、当たり前が当たり前 でなくなる世界も。それでもページを進める手が止まらなかった。ことあるごとに思い出しそうな一冊。

殺人出産

こちらが代表作ともいえる有名な作品。

短編集なので読みやすく、初めての人にもお勧めです。

◎あらすじ

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み 人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、 どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない……。

 

◎感想など

・図書館予約待ち半年でようやく読めた。10人産んだら1人殺してもいいと言う近未来の設定「殺人出産」と、3人で付き合うのが自然と言う「トリプル」セッ クスのない夫婦が子供を作ろうとする「清潔な結婚」自分で死時を決めれる「余命」の四編。どれもこれも発想がぶっ飛んでいて、生と性の価値観が恐ろしく外 れている。これだけ突き抜けてしまう世界観だと逆に面白く感じてあっという間に読んでしまった。クレイジー沙耶香と言われるのはこういうのをサラリと書い ちゃうからなのね。「消滅世界」も早く読みたいなぁ。

・冒頭から結末までいい意味でひたすら嫌悪感を抱いた。私が女性だからかもしれないが、ここまで常識や人生を揺らされ不安定にさせられたのは初めて。今妊娠している人、結婚したばかりの人はこの本を読まないほうがいい。どうかそのまま幸せになってほしい。
・この人は恋愛や結婚にどれだけ歪んだ考えを持ってるの?と心配になってくるぐらい、おかしな世界観の短編集。消滅世界を読んだ後に、まだこんな世界があったなんてと驚いた。

 

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しろいろの街の、その骨の体温の

殺人出産や消滅世界といった著作とは違うテイストなので、上記の本が怖いという方はこちらからでもよいかもしれません。

◎あらすじ

クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。
恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――
野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、
女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。

 

◎感想など

・思春期の心の細やかな動きを上手く表現しているなぁと思う。この本読んで、やっと本当の強さ、人を思う心がわかった。思春期の自分に聞かせてやりたい。
・村田作品のわりに、全体的に上品というか丁寧というか、表面をすっと通り過ぎてくような雰囲気がある。主人公がいま自分を生きてるか、そうでないかの違い からだろうか。主人公は誰のことも見下し、自分をさらけ出せない。時に「発狂」して伊吹にぶつける。そこから変わっていく主人公の力は凄まじい。自分のこ とを愛すること、綺麗だと認めることはとても難しい。それは自信を持つことや人に傷つけられることを恐れないことに繋がっていくと思うから。中学生だから こそ、狂気に立ち向かえるのもあるんだろう。

・村田沙耶香の作品はどれも凄まじい価値観を提供するイメージだったが、この作品にその原点があるように思った。彼女は小中学校時代のヒエラルキーに対して 異様なまでの歪んだ感性を持っている。その年頃の少年少女の自意識を「白雪姫の魔法の鏡が故障しているようなもんなのよ」と表現するように、故障した鏡に 映った自分の姿は正負に極端にぶれ、振り切って爆発する。しかし爆発によってヒエラルキーから脱した後に見える世界はカラフルであった。村田沙耶香はその カラフルな世界を様々な価値観を描くことによって表現し続けているのだろうか。

マウス

こちらも少女が主人公の小説。「しろいろの街の、その骨の体温の」と同様に少女の心理描写に力が入っています。思春期を思い出すような作品です。

 

◎あらすじ

私は内気な女子です――無言でそう訴えながら新しい教室へ入っていく。早く同じような風貌の「大人しい」友だちを 見つけなくては。小学五年の律(りつ)は目立たないことで居場所を守ってきた。しかしクラス替えで一緒になったのは友人もいず協調性もない「浮いた」存在 の塚本瀬里奈。彼女が臆病な律を変えていく。

 

◎感想

・律のはみ出さない感じにただただ共感。大人になっても“浮く”ことを恐れてしまっているなぁとしみじみ思いました。

 

・村田さんの作品に出てくる女の子は似ている気がする。目立たないように、空気を読んで、日々を穏やかに過ごしたい。その反動で一番悪目立ちする子と、親友になっていく。 思春期の感情の描写に吸い込まれる。

・小学生の女の子の世界からスタートする話ですが…この懐かしい感じがとても良かったです(*¨*) 人とのつきあい方というか、自分の立ち位置を悩まなくなったのはいつからでしょう(笑) この主人公みたいにいろいろ悩んで答えというか進み方を見つけれるのはステキです(´v`)

 

以上が村田沙耶香さんのおすすめ本5選ですが、以下は村田さんの有名作なので、チェックしてみるといいかもしれません。

随時追記していきます。

タダイマトビラ

追記予定です。

授乳

デビュー作。追記予定です。

村田沙耶香の本のランキング(8位まで)

上から順にランキングです。

  • 殺人出産
  • しろいろの街の、その骨の体温の
  • 消滅世界
  • マウス (講談社文庫)
  • タダイマトビラ
  • 授乳
  • ギンイロノウタ
  • 変愛小説集 日本作家編

以下の記事では村田沙耶香の人間性について書いています。彼女、面白いです。

村田沙耶香は彼氏なし!結婚する旦那ができない3つの理由!

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